しかし、まだまだ寒い日が来るんでしょうね。
三寒四温は本来冬に使う言葉らしいですが、春に使う事も有るようです。
さて、ユーノスターには、初のNDロードスターが入庫しました。

車検整備を承りました。
もう、NDロードスターも2回目の車検です。早いですね、月日が経つのは・・・
流石、現在の車なので問題も無く継続検査に通りました。
しかし、丁寧な作業はもちろんNDロードスターでも変わらなく行っています。

今後もご要望が有れば、NCもNDも出来る範囲でお受けするつもりですので、よろしければご連絡下さい。
今後は必要になると思って、ちゃんと診断機も購入しました。

OBDUの接続で、フォルトコードだけでなく、フリーズフレームデーターもデーモニも出来ます。
車両の通信が、CANを使っている現在の車は診断機が必須ですよね。
輸入車のソフトも入っていて、うちのVWも繋げられるはずです。
(まだテストしてませんが・・・)
そして、もうすぐオシロスコープも購入予定です。
NAでも目に見えない電気信号は、オシロスコープで点検ですね。今まではサーキットテスターの周波数モード等で診ていましたが、オシロスコープが有れば更に精度が上がります。
昔は、診断機もオシロスコープも散々トラブルシュートに使用していたので、やっと設備が追い付いてきた感じです。設備投資にもお金がかかりますけどね。
実はガレージが手狭なので、駐車場を借りたり、コンテナ倉庫を借りたりしてます。
お預かりしたロードスターは、ガレージ内保管で管理しますので、駐車場に置くのはうちのVWか、代車のラパンですけどね・・・
と言う訳で経費が増えているという事だけはありませんが、作業工賃の見直しも行っております。
標準作業工賃では、NA&NBの車両は対応しきれない事例が増えている事もあります。
錆び付きや、経年劣化で作業効率が悪い事例を考慮させていただきます。
錆び付いていたボルトが、錆で痩せてしまって折れる事もあります。
その折れたボルトを外すのには、手間暇かかります。
基本的には、折れたボルトの真ん中にドリルで穴を開けて、逆タップを使用しますが、折れるくらいがっちり母材と固着していますから、逆タップも効果ない事もあります。そうすると、ギリギリまでドリルで穴を大きくして、タップを立て直すこともします。
これを行うと、たった一本のボルトに1時間や2時間かけてそれでも終わらない事もあります。
NAの錆との戦いは、30年の歴史を語っているのです。
このような事例も理解していただきたいです。
実際の所、ディーラーさんの方がお見積もりはお安い場合も多々あるかと思います。
以前何処かの修理工場でのずさんな作業は、折れたボルトをそのままにして、部品がちゃんと止まっていない事も良く見ます。
そういう部分も、手直しするようにしてますよ。
見て見ぬ振り出来ないでしょう?しかし、あまりに手がかかりそうな時は、応急処理をすることも有りますけど・・・
ですから、ユーノスターは、速い、安い、融通が利く事は出来ませんので、ご了承をお願いいたします。