色々訳アリの過程ですので、サクッと交換して雨漏れテストです。
オーナー様にはご了承済みですので、丁度雨模様の下、屋外の駐車スペースに置いて確認です。

洗車用のホースからのシャワーですと、実際の雨とは同じようにならないので、やはり本当の雨がテストになります。
しかし、使用しているはいないと思いますが、洗車機は幌には酷だと思います。水圧も水量も厳しすぎますよね。
昔、私が某特殊車両の製造会社で働いていた時に、警察車両を作って(一般車両を改造して)その警察の基準に合格するための水漏れテストを行ったことがありますが、一分間の水量等規定の通り降水させると、凄い量でしたね。

箱車なら、どうにか耐えられるでしょうが、幌車は無理でしょう。最新のメルセデスやロールスのお幌車は大丈夫なのかな?
マツダ自動車もメーカー基準の降水テストを新車時に行っているかと思いますが、20年〜30年以上経っている車両は、いくら新品の幌に交換しても、基準を満たすのは厳しいですよね。
ましてや、社外品の幌はマツダ純正の幌とは作りが違いますからね。
ま、幌車は元々傘をさしているようなものと理解しないと、普通の屋根が有る車の基準にはかなわないでしょう。昔々の英国車のMGBやイタ車の105アルファスパイダーとかは、サイドガラスとの隙間?に指が入りますから、雨水が入りたい放題でよね。
ですから、ロードスターの幌は立派なもんです。
ま、メカニックとしては努力は惜しまないで、雨漏れと戦うしか無いですが・・・